2010年 05月 01日
パリで過ごすミュゲの日 |
5月1日は「Jour de muguet(すずらんの日)」。
フランスでは大切な人やお世話になった人にミュゲ(すずらん)を贈り合うという風習があり、ミュゲをもらった人には幸運が訪れるといわれていて私もこの日をとても楽しみにしていました。
パリの人たちがどんな風にミュゲの日を過ごすのか知りたくて、パリへ向かうことに。
私の住むモンティニーという街でも駅までの途中、ミュゲを売るスタンドがたくさん出ていて嬉しくなりました。
由美さんとパリで合流し、近くでマルシェが開かれていたのでふらふら散策しているとどこからか聞き覚えのある声が、、、
「Yoshimi! Yoshimi!!!」
「えっ? きゃぁ〜ベルちゃん!!!」「なんで?なんで〜?」
思いもよらずベルちゃんが登場し、
「Yoshimi! porte bonheur!!!」
とミュゲのブーケをプレゼントしてくれました。「porte bonheur(ポルトボヌール)」とは「幸運がありますように・・・」という意味だそうで、もう嬉しくて嬉しくて、、ミュゲの日のファーストブーケはベルちゃんからいただきました。
それもベルちゃんのお庭で育てたすずらんだそうで、とっても香りの良いかわいらしいブーケでした。ベルちゃんの気持ちが本当に嬉しくて、、もう感激。
驚いたのと嬉しいのがいっぺんにきて大変なことになってました(笑)が、どうやらこれは由美さんからのサプライズだったようで、びっくりしたけどとっても素敵な思い出になりました。
買い物に来ていたベルちゃんを見送りこの後由美さんとパリ散策へ。
この日は祝日(メーデー)でもあるのでほとんどのお店は閉まっていましたが、その分街の雰囲気とミュゲの日の様子を十分楽しむ事ができました。
由美さんの家の近くのムフタール通りからリュクサンブル公園を散策し、サンジェルマンデプレへウィンドウショッピング。
ミュゲを片手にパリを歩いている人がたくさんいてなんだかとてもかわいらしい光景。
この日は誰でもすずらんを販売して良いそうで、通りに机を広げて販売する人がたくさんいました。
いかついお兄さん達のスタンドのミュゲにカメラを向けると、「ノーフォト!」と言われたのでお兄さんにカメラを向けるとナイスポーズ!(彼らはちゃんとした花屋さんのスタンドだそうです)
ラデュレのショーウインドウもすずらんのかわいらしいデコレーションになっていました。
ラデュレのサロンでひと休み。
サロンは1F(左)と2F(右)がありますが、2Fの方がシックで落ち着いた雰囲気で好きです。
今年初のラデュレだったのでやはり「サントノーレ ローズ・フランボワーズ」を私は選び、チョコ好きの由美さんはシャンゼリゼという大人のケーキ。
季節のマカロン(ミュゲ・ミモザ・青林檎・さくらんぼ)をオーダーしましたが、ミュゲが売り切れで残念!
ラデュレのエレガントなサロンで楽しいこと目白押しで忙しくなるであろう5月6月のスケジュールのすり合わせ♪
通りを歩いていると白いパラソルのスタンドのおじさんが、porte bonheur(ポルトボヌール)」とすずらんを私達にプレゼントしてくれました!このスタンドのミュゲは状態も良くてお店の方もとっても親切だったのでお姉さんにミュゲのブーケをオーダーしていたら・・・
なんと由美さんがプレゼントしてくださいました!!!
もうぅぅ、、感激!
始めて過ごすミュゲの日に大切な方から贈られたブーケ。
忘れることのできない大切な思い出になりました。
帰り道も行き交う人に「かわいいブーケだね」と話しかけられ、ブーケを持っている同士微笑み合いながらミュゲのブーケを見つめて、、、ミュゲのとってもいい香りに包まれて幸せ心地で帰ったのでした。
私も大切な人にプレゼントしようと思います♪
由美さん、ベルちゃん素敵なミュゲの日をありがとうございました。
by floral_lalan
| 2010-05-01 00:33
| フランス*生活