2010年 02月 03日
キャトリーヌミュラーのレッスン |
由美さんのご紹介でパリのフローリスト、キャトリーヌミュラーのレッスンに参加してきました♪
由美さんとキャトリーヌはクリスチャントルチュ時代のお仲間で今でもとても親しい間柄。
本来は4日間のレッスンカリキュラムが組まれている中特別に1レッスンだけ参加させてもらいました。
ブティック兼アトリエのあるお店に伺うと、とってもキュートな笑顔で迎えてくれたキャトリーヌ。彼女のかわいさに一瞬で目がハート。
レッスンがはじまる前にはコーヒーを入れてくれたり寒くないかといろいろ気遣ってくれてとても温かい人柄が垣間みれますますファンになったのでした。
そして出てきたのがなんとも素敵なキャンドルスタンド!もうこれだけでテンションあがる↑あがる↑♪
準備された花材は白グリーンの上品で洗練された花ばかり。
グリーンは日本でみたことのない、紅葉したユーカリと森からつんできたような野性的なアイビー。グリーンの花材のすばらしさに毎回ため息ものなのです。
作ったアレンジはchandelier(シャンドゥリェ)というスタイル。
オアシスの取り付け方や枝使い、キャンドルにからまるアイビーや花の向きなどとっても勉強になりました。
仕上がったアレンジを見て、キャトリーヌや一緒に参加したメンバーに「きれい」といってもらえたけれど、私の中ではなぜか「?」何かが納得できなくて素直に喜べませんでした。
そして気づいたこと、
キャトリーヌが作った見本や他のメンバーの作品をみて思ったことは、私のは「日本っぽい」。
日本でこのアレンジをみたら素直に「きれい」と思えたかもしれないけどここはパリ。
なんだかパリらしくないのです。
そのことを一緒に参加したらくちゃん(フランス語堪能なんですよ!)に通訳して伝えてもらうとキャトリーヌから出た言葉は「きれいすぎる」。
「規則的なアレンジをつくることはもちろん大切だけど、次のステップでそれをくずすことが大事。」と。
キャトリーヌが今回のレッスンで何度も繰り返し発したていたことは「spontane」。辞書を引くと本能的な、天真爛漫なと出てくる。ナチュラルやガーデンスタイルよりもさらに本能的な部分を表現するスタイル。私が思う、感じるパリスタイルにはこの本能的なパリらしさを表現できているかどうかというところなのです。
うぅ、、、ん難しい。この本能的な部分って頭で考えるのではなく、体で覚えていくしかないところですよね。
まだまだ修行がたりない私。この1年、パリらしいスタイルがつくれるよう花修行もがんばります!
Boutique BOURGEON
1 rue des Pyramides 75001 Paris
ブティックにディスプレイされている花々も本当に素敵でした!店内の写真はNGなのでお届けできませんが、とってもおすすめのパリの花屋さんです。
by floral_lalan
| 2010-02-03 01:02
| フランス*花